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会社の人事だが、ある社員が風俗で働いているとタレコミがあって.. ②

最初から読む場合、その1はこちら



「武部さん....ぁぁ..」


今日、初めて会った相手、それも高ランクの美女。

そんな彼女にキスをし、胸を弄っても許される。

何だか、嘘みたいで夢みたいな不思議な感覚に包まれて、心臓の鼓動がこの上ない程に高まった。

そしてそれがこめかみとか、頭の後ろの方でズンズンと響く。


そしてそのまま何なら彼女の衣服をこの場で脱がしてしまいそうな程にしようかとも思ったが、思いとどまる。


「あ....いや...」

「ごめん..」


俺は何だかいけないことをしているような感覚が急に心の中で勢力を増したような気になって、不安になった。

立場を利用しているだけじゃないか。

それとも利用されている?


そんな気持ちが頭の中を駆け巡る。


「あの....その..」


俺の目の前、すぐのところに彼女の顔があった。

神妙な、そして少し不思議そうな表情で俺を見ていた。


「やっぱり....その....」


少し離れて彼女の顔を見る。
整った目鼻立ち、そして魅惑的な唇が目に映った。

「こう言うのは...さ。やっぱり...」

「何だかさ...」


彼女が自分にキスをしてきた事、それは人事である自分に対して彼女の秘密を黙っておけ、と言う事だと理解した。

そして多分、それを約束する限りにおいて、俺は彼女の身体を自由に出来る。


(ただーーー)


それは人事にいる人間としてその立場を濫用した事に他ならないし、男性として彼女の弱みに付け込んだ、と言うのもそうだ。


「だから..」


半歩後ろに下がった。
そして、そのまま後ずさりして、身を翻して、逃げ出したくなるような衝動を抑えながら、辛うじてその場に踏みとどまり、彼女の反応を待った。



「......」

「あの…岩崎さん…」


「私のこと…」


彼女は胸元に手を当てて、俺の事をじっと見つめていた。

そして、一度息を吸い、一気に吐き出して、息を整えてから口を開く。

「ごめんなさい…」

「すみません…私、でも…どうして良いか…」


胸元にあてがわれた彼女の手のひらは、ゆっくりとその膨らみを押していた。

それは、彼女が意図したものか、そうでないかは分からなかったが、ついさっき口付けを交わし、胸元を弄ったこちら側としては、その仕草はすごくいやらしく、意図的に見えて、戸惑う。


「いえ…謝ることなんか…」

カラカラになった口の中から絞り出すようにして、そう返し、


「謝ることなんか……ないよ」


「それよりも…」

「何か力になれないかな。あの、その、武部さんの仕事のことは誰にも話をする気は無いよ、それでーー」


俺が彼女に言った仕事のこと、とは風俗業で働いていると言うこと。

今となっては、人事部にいるものとして、会社的にそれをどうしようとか、そう言う気持ちは一切無かった。


ただ、プライベートな相談を受けた以上、そのままには出来ない、と言う雰囲気はあった。

「もし、僕で良ければーーーだけど...」

「肩代わり.....しようか?」


「その、武部さんのこと..」


彼女を助けることに対して、見返りとかそう言うのは確かに想像した。

相談された以上、と言う善意と下心は半分半分。



ドラマや漫画に出て来るような展開。

自分がまさか、そう言った役になるとは思いもよらなかったが、その時は上手く立ち回ったと思った。

「え......」


武部さんは俺の方を見ていた。
そして、この後で予想外の展開になるのだが、この時にはまだ想像もつかなかった。

続く
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