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彼氏がいるのに上司と不倫 その1

22:00過ぎに品川にあるオフィスで仕事が終わって退館準備をしていたら、以前同じプロジェクトに携わったことのある上司にあった。

彼は私より年齢が10ほど上で30代中盤。
既婚で子煩悩とよくからかわれている。


そんな上司は私を見るなり


「お疲れー。渚ちゃん、今終わり?」

「遅いね。」


と労いの言葉を掛けてくれた。
そんな彼に対しては私は無防備み笑顔を見せる。

彼のことは元々悪い印象では無いし、疲れた身体を労ってくれる彼の優しさが身に染みたのかも知れない。

だから

「うわー。嬉しい。ありがとうございます!」

とワザと大げさに喜び、彼に好意を示す。
そして微妙な距離で駅までの道を2人して歩く。


今、思えばこういった疲れ故の無防備、無警戒な感じが彼を勘違いさせたのかも知れない。

今思えば、となるが、その時は本当に何も想像出来なかった。


ーー

彼は私の横で仕事のことやプライベートのことなんかを色々と話す。

そして信号待ちで前を見ていたら、

「ね、一杯だけ...どうかな?」

「ご飯どうせ家に帰っても無いしさ。奢るからさ。ね、ね。」


屈託の無い笑顔。
無警戒の私はホイホイとついて行く。

終電迄の1時間くらいだったらーー

そんな軽い感じで物事を考えていた。


ーーー

店に入ると、上司はビールを私と彼に1杯ずつ、そして焼き鳥のセットとサラダを注文した。

店の造りは開放的で、私と上司が向きあっていても何ら変な感じはしない。

互いに飲み食い、語らって楽しい時間を過ごした、と思う。
そしてそれは極めて普通のことだと思っていたのだが....


ーー

上司は会計を済ませた後で、

「ありがとう、付き合ってくれて」

と再び笑顔を見せる。

「いえいえ、私こそ、ご馳走になっちゃいまして」

とペコッと頭を下げる。

明日は休み。
これから帰って、シャワーを浴びて、そのままでTVを見ながら寝ようーー

そんな事を頭の中で考える。


ほろ酔いで、いい気持ちだった。

足元は軽やかで、駅の方へと歩く足取りも楽だった。


「あの..さ...」


そんな時、上司が歩みを止めた。

「渚ちゃん...」


振り返ると、気まずそうな恥ずかしそうな雰囲気の表情。
一瞬、ドキッとし、ただならぬ空気を感じて身構える。

何だか、好ましく無い自体が起こりそうな予感がして、今に来る、今に来る、と想像する。

「あのさ...」

「ね..ね....ちょっと......」


私は唾を飲んだ。
その先は言って欲しくない。


「この後さ.........。どうかな?」


上司は少しだけ首を動かし、向こうを見る。
くいっと動かして傾け、彼方を見る。

「え....」

「あの....」


出来るだけ、関係を壊さず、穏便に、それでいてハッキリとさせたかった。

「あの......」

「私....遅いんでーーーー」

「...」

「帰っても...いいですか?」


上司の表情が残念さと狼狽を混じったようなものに変わる。

「あ...いや...」

「そんなんじゃ。そんなんじゃー...無いんだよ?」

「でね...ただーー..」


私の肩に彼が触れた。
そして待つようと力が入る。


「渚ちゃん....俺..」

「俺ね...?」


「..なんだ。好きなんだ。君の事が」


消え入りそうな、普段の職場での様子とは打って変わった気弱さだった。

下を見がちで、チラッとだけ私の方を見て、気まずさそうなのは相変わらずで。

「えーー..」

「だって.....」


私の口からは、反射的に驚きの声が漏れる。


「だって、和田さん、ご結婚...」

「してるし...それにーー」

「私..彼氏いますし...」


不思議と嫌悪感は無かった。

友人の不倫騒動を知っているので、前々はそんな事を仕出かす男性と言うものに否定的な気持ちを持っていたのに、いざこうして自分の身に置き換えてみると、また突然の展開に慌て、何だか妙に受容できてしまう。


「彼氏....、俺だって...」

「結婚してる。」

「でもーーーー」


上司は私を抱きしめる。
肩に触れていた手を背中に回し、腰にもう一方の手を当てて顔を近づけた。

「嫌.....だめ...」

「ダメです。」


キスされそうな状況で、意思を伝える。

今まで、こう言った急な展開が無いとは言えないが、相手との日常の関係性においてこんなケースは経験無い。

「だめ...やめてください...」


相手の目を見すえ、ハッキリと意思を伝える。

繰り返し、ゆっくりと。


「だめ...?」

「ねぇ..」


私が拒否を示すと、抱きしめた腕の力は幾分和らいだ。

そしてそのまま優しく背中を撫で回し、懐柔するようにゆっくりとさする。

「ね...」


彼は私のGoサインが出ればすぐにでもキスしそうな感じ。


鼻先が触れ合いそうな距離で、それを待っている。


「だめ....」

「ダメ.....です」

必死で声を搾り出そうとするが、声にならない。
掠れて、低くって、うまく意思を伝えられない内に、彼の顔が近付いた。


「渚....ちゃん..」

まず互いの鼻が触れ、次いで唇が触れる。
重ね合い、やがて激しく吸われ、全体を奪われた。


「渚..渚....ちゃん..!」

何だか頭の中がぼおっと、何を考えているのか分からなくなって、少しの間、抵抗しなかった。


それでも、やっぱりこのままじゃ!、って自己を取り戻して、手のひらを相手に押し付けて逃れようとすると、彼は私の手首をつかんだ。


「ねえ...」


上司はキスを辞めて私の顔を見る。
そして視線を合わせ、そのまま下の方を向く。

「ぁ....ぁ..」

「ぁ...」


視線の先は胸元へ。
彼の目が右に、左に動いているのが分かった。


「ぁぁ..」


彼は小さく、本当に小さく呻きながら私の手首を掴んだままの手のひらを私に押し付けた。

ふに..

胸元が圧迫され、私の乳房がやや、へこんだ。ブラのラインが布地に浮き上がる。

彼はそれを実にゆっくり、ゆっくりとして、私のおっぱいの形をなぞった。


「や...」

「ぁ...」


私はそれをじっと見ていた。
キスされた事よりも、自分の胸の形や大きさが上司に知られる事が凄く恥ずかしかった。


それでもなぜかそこから逃れようとかは思わずに、身体を硬くしてじっとしていると、少しして上司が口を開く。

「ね....え..?」


ニヤッと口元を緩めた。
そして私の手首から手を離し、くるっと回転させると、親指をぐっと押し出し、その場で止める。

「ねえ...?」

「ね...?」


「いい..?」


親指はゆっくりと動いていた。

その先には私の胸の一番膨らんだ部分があって、そこに触れると、身体が自然に反応してしまうだろうとか、いやそうでもないだろうとか、この一大事に意味の無い事を考えた。


「ねえ.?」


彼が再びニヤッと笑った。

「.....」

「......っ..」


私は彼の指がこのまま動いたら、やはりびくっと反応してしまうだろう、と思い、そのまま下唇を少し噛んで備えた。


その2はこちら
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